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老後の生活の基点として老人ホームへの入居を考えているという人も多いでしょう。 ひとり暮らしや夫婦水入らずの生活も確かに良いですが、家事や介護の負担が軽減できる老人ホームは高齢期の住まいを考えた時には賢い選択と言えます。 老人ホームには特別養護老人ホームのような公的な施設と、民間が運営する有料老人ホームの2つに大きく分けることができます。 公的施設は経済的な負担は少ないものの要介護認定が必要など入所条件が厳しく誰もが利用できるものではありません。 一方、民間の老人ホームは料金がそれなりに必要になりますが、自分の生活スタイルに合わせて選ぶことが可能です。 有料老人ホームを選ぶ際には施設にどのようなサービスを求めるかが重要なポイントになります。 病気をお持ちで介護が必要ならば介護サービスの充実したホームを選ぶべきですし、まだまだ元気だという人ならば娯楽施設やレクリエーションが楽しめる所が良いでしょう。 また、料金面も施設によってかなり違いがあります。 料金は少し高くても構わないので身の回りの世話はなるべくやって欲しいという人もいるでしょうし、逆に自分たちでできることはすべてやるから料金の安いところが良いという人もいるでしょう。 自分がとの程度の費用を負担可能かも老人ホームを選ぶ時には重要になります。 老人ホーム選びでは老後における家族との関わり方も重要なポイントになります。 子供や孫と会う時間をできるだけ増やしたいという場合には子供夫婦の住まいに近い場所を選んだほうが何かと便利です。 中にはこれまでの環境を変えたくないという方もいるでしょうから、そういった場合には、これまで住んでいた地域に老人ホームを見つけるようにするとよいでしょう。 |
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